パロコミ エピソード8: マンガで見るパロアルトネットワークスでの働き方―誰もやったことないことだけど…

ビジネスが成長して組織が大きくなると、組織が硬直的になったり個人との距離が遠くなって、新しいことがやりにくくなったり似たような思いを持っていても協力が得られにくいなんていうことはないでしょうか。何かやりたいことがあっても、「この会社ではやったことがないから」なんていう理由であっさり片付けられた経験のある皆様も少なくないのではないでしょうか。逆に、協力したくても仕事とは直接関係ないので協力しにくいなんていうケースもあると思います。

このパロアルトネットワークスの「パロコミ」は、実はある社員が「どうすれば、会社の魅力が社外の人たちにも伝わるんだろう？」と1人で悶々としている中で、同じようなことを思っている社員が他にもいないか、これを何らかの形にできないか、と声を上げたのがきっかけで生まれました。異なるバックグラウンドを持つ複数の社員がボランティアとして自発的に協力することで、社内ワークショップの開催からパロコミはもちろん、SNSでの社員インタビューなど次から次へと色んなアイデアとアウトプットが生まれました。はじめての試みにもかかわらず、多くの社員が社内ワークショップに参加して、色んなアイデアや意見が出る有意義な場になりました。

ボーイスカウト日本連盟やDojoCon Japan 2022とのコラボレーションも、会社から何かサポートしてもらえないか、協力してくれる社員はいないかと、それぞれ1人の社員の思いから始まり、あっという間に仲間の輪が広がり形になりました。これまでやったことがあるか、仕事と直接関係あるかどうかといったことではなく、新しいことにもスピード感を持って挑戦できる、 そしてその挑戦に共感してサポートする仲間がいる、これが会社という同じチームで活動する上では大事な要素の1つではないでしょうか。